十三勢行功心解
「気を以て体を動かし逆らいなきよう努めれば心のおもむくままになる」
「立身は中正安舒にして」
「姿は鷹が兎を捕らえる如く精神はねずみを追う猫の如く静けさは山岳の如く動きは黄河の如く」
「勁の蓄えは弓を張るが如く、発勁は弓を放つが如く」
「往復には弾力を身体には転換で」
「柔軟を極めてから剛堅を極め」
「気は自然に養うことを以て無害とす」
「心が先に体は後に腹部をゆるめて気をおさめる」
「精神にやすらぎもてば体静まる」
「静かなれど停まらず」
「歩みは猫の如く、勁の運びは糸をつむぐ如く」
「全身の意識は精神にあり、気にはなく気にあれば滞る、気のみあるもの無力なり、心にあるもの真に強し、気は車輪の如く、腰は車軸のごとし」。