捨てられない勁力 太極拳を語る P222~P223
しかし一般の人は皆〃勁〃を追求している。だから身に付いてきた″勁″を捨て去ることができない。普通の人が捨てられないばかりでなく、腕の立つ人も捨てるのが難しい。
・・・・中略
翌日、李経梧先生は北戴河に戻って出勤した。彼が行ってから、王家で王子英先生が我々に言った「彼(原注¨李経梧)の手にあの『勁』が無ければ、彼の手はもっと良いのだが」
しかし人とは得てしてこういうものだ。やっと練習して身に付けた勁だ、離しがたく捨てられない。