馬張勲老師の太極拳を語る 用語集 P25 「脚底下」より
日本語の足裏の語感とイコールではないので原語のままで使った
「足裏がかゆい」「足裏に薬を塗る」、これらの場合は「脚掌」を使う
「脚底」は体の部位の名称というより、立っていることつまり地球の方向と密接な関係がある。逆立ちしてい人の足裏は「脚底」とは言わない。
「底」の例文:「何か「脳底」に敷くものを取って頂戴」、つまり「何か枕になるもの取って頂戴」「脳底」という体の部分があるわけではない。また、中国語は位置を示す時必ず、上、下、里(中)等の言葉を付ける。つまり「脚底下」は英語でいうと「under the 脚底」と言った感じだ。本書には「脚底下的東西」=足底の下のものという表現が多い。
「立っていること」「枕を取って頂戴」の説明で妙に腑に落ちた。站桩功のとき、今までは足裏という部分に意識がいっていたが、これを読んでから少し意識と感覚が変わった